memento mori
AbemaでP3劇場版一挙放送を見終えたテンションで記事を書いてる代表のNNです。
いいですよね、ペルソナ3。
私が唯一ちゃんと遊んで、最後までクリアしたペルソナシリーズでもあります。
主人公達の経験する、色んな出会い、色んな別れが、最終的に訪れる『死』に対峙する為の、励みになり、力になり、奇跡になり。
大きな事から些細な事まで、作品のテーマに集約されていくお話作りは、本当に凄いの一言。
ペルソナシリーズが所謂「オサレ路線」に走った最初の作品でもありますし、個人的に思い入れの強い一作です。
…さてさて。
エイプリルフール企画、楽しんで貰えたでしょうか?
ムラサキには、あのブログ記事を出すならアニメによくあるメインビジュアル的なイラストを添えとけよ、という話を前々からしておいたのですが…スカスカな一発ネタで申し訳ないです。ケジメ案件ですね。
私は私で、第1.2部と並行して作っていた物を出してみました。
ハイイロノソラは、ミッシングけもリンクにおける大まかな世界構造が完成してから、ずっと考えていた『if』のお話になります。
色んな絆、色んな想いを、様々な偶然と奇跡が繋いで重ねて生まれた結末を描いたのが本編ですが…。
それらが上手くいかなかったら、このお話はどうなっていたんだろう?という想定から出来上がったのが、ハイイロノソラというお話です。
内容的にはある意味、漫画版のバッドエンドであり、第二部のバッドエンドです。
ヒトがセルリウムを悪用する事に成功してしまった事例であり、それによって翻弄されたアニマルガールや職員達の末路が描かれています。
基本的な視点は菜々、最後に出会ったのはキタキツネですね。
「おやすみ」の後の空白には、二人の名前が丁度入るようになってます。
あと、第二部でも既に色々やばそうなタイリクオオカミが、本当にやばい方向に転がりきったらどうなるんだろうか?っていう興味が、間に挟まるお話の一つを作ったきっかけにもなっています。
「 したい」が、何をしたいのかと想ったのかは、色々当て嵌めてみて下さい。
…本作、さすがに内容がぶっ飛び過ぎてるので、けものフレンズタグは付けませんでした。
うちのコンテンツを楽しんでくれてるヒトの目につけばいいや程度の物、という面もありますが。
逆にそういう熱心な方が、他の方々とは違って「四月一日の内にこれを見付けて読めた」という、些細でも確かな特別感を提供できたらなと思い、本作を贈らせていただきました。
最悪の可能性を知った上で、最高の可能性の良さに気付ける…かは、読んだヒト次第ですね。